【スーパーマーケット３団体】東日本大震災 スーパーマーケットからの義援金・寄付金について

東日本大震災により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈り致しますとともに、被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

日本スーパーマーケット協会（東京都中央区、会長：川野幸夫）、オール日本スーパーマーケット協会（大阪府大阪市、会長：荒井伸也）、社団法人新日本スーパーマーケット協会（東京都千代田区、会長：横山 清）の、スーパーマーケット業界３団体では、このたびの東日本大震災に際し、会員企業・団体の店頭等でお客様に募金を呼びかけた義援金、および企業や従業員などからの寄付金について集計いたしました。
集計の結果、4 月30 日現在で62 億2539 万2213 円が寄せられたことが明らかになりました。皆様のご協力と善意に感謝するとともに、引き続きの支援活動について、ご協力をお願い申し上げます。

スーパーマーケット業界３団体では、このたびの震災被害を受け「スーパーマーケット東日本大震災対策本部」を共同で設置し、食のライフラインの役割を担うスーパーマーケットの営業継続によりお客様の生活を守るべく、震災関連の情報の共有化と発信、行政等への要請事項などの取りまとめ、会員店舗の店頭での義援金募集活動の依頼、会員の皆さまからの相談受付、夏期の電力不足に対応する抑制策の提唱などを実施しております。

会員各社・団体では、店頭での義援金受付のほか、売上高の一部を寄付する、従業員から寄付を募るなど、さまざまな方法により、被災者および被災地を支援する義援金・寄付金を集めました。その金額について、３団体正会員の566 社・団体（重複企業含む）に調査を実施し、256 社・団体より回答を得ました。
集計の結果、4 月30 日現在で62 億2539 万2213 円が寄せられたことが明らかになったものです。ご協力ありがとうございます。

併せて、支援物資の提供実績、人材派遣その他の取り組み、今後の支援活動などについても調査を行いました。
支援物資については水、米、カップ麺、レトルト食品、調味料、缶詰、果物、マスク、紙製品、カイロ、肌着などをはじめ多くの生活必需品がスーパーマーケットから自治体、被災地の避難所や同業のスーパーマーケットなどに送られました。お客様や従業員から寄せられたメッセージを併せて送った企業もあるとのことです。
また、被災地のスーパーマーケットでは、自治体との災害時の協定に基づき、食料品などの供給を行うとともに炊き出しなども実施し、ライフラインの確保に努めています。

人材派遣については、自社・グループや同業の仲間の、被災地店舗の営業継続に向けての支援のほか、炊き出しや、被災地での自転車の修理活動を行ったとの報告もありました。

今後の支援活動については、義援金の店頭受付の継続や、被災地域の商品を扱うフェアの開催、特定商品の売上の一部の寄付、被災地の新卒者や内定取消者の優先雇用、チャリティコンサートへの協賛、などの取り組みが予定されているとのことです。

スーパーマーケット業界３団体でも、支援活動の継続を会員に要請するとともに、団体としても継続的な支援を適宜、適切に続けて参ります。
被災地の一刻も早い復興を祈念するとともに、スーパーマーケットでの被災者・被災地支援活動につきまして、引き続き皆様のご協力をお願い申し上げます。

＜スーパーマーケット業界３団体 概要＞

日本スーパーマーケット協会【設立：平成11 年】
代表者：会長 川野幸夫（株式会社ヤオコー 代表取締役会長）
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-2-6 日本橋通り二丁目ビル10 階
TEL：03-5203-1770 FAX：03-5203-1771 http://www.jsa-net.gr.jp/

オール日本スーパーマーケット協会【設立：昭和37 年】
代表者：会長 荒井伸也
〒532-8515 大阪府大阪市淀川区西中島5-14-10
TEL：06-6307-2570 FAX：06-6307-2579 http://www.ajs.gr.jp/

社団法人新日本スーパーマーケット協会【設立：昭和33 年】
代表者：会長 横山 清（株式会社アークス 代表取締役社長）
〒101-0047 東京都千代田区内神田3-19-8 櫻井ビル4F
Tel：03-3255-4825 Fax：03-3255-4826 https://www.super.or.jp/