【東京消防庁】スーパーマーケットに設置したIH調理器に起因する火災が発生

平成２７年８月２７日、東京都国分寺市のスーパーマーケットにおいて、IH調理器に起因する火災が発生しました。
出火原因は、IH調理器にステンレス製のカバーを設置し、調理台として使用していたところ、誤ってスイッチが入り、その上に置いていた可燃物が過熱されて出火したものです。

このように、IH調理器にステンレスなど金属製のカバーを設置し、調理台として使用している店舗がほかにも存在すると推定され、今後、同様の火災発生が懸念されます。また、同様の状態で身体が接触すれば火傷を負う可能性があります。
つきましては、IH機器の取り扱い説明書を確認のうえ、適正に管理してください。IH調理器の上に金属製カバーを設置し調理台として使用することを中止する、誤ってスイッチが入らないような対策を行うことが求められます。

IH調理器の上に金属製のものを置き、スイッチが入ると、金属は加熱されます。家庭でIH調理器を使用していない従業員には、その認識が不足している可能性もあります。IH調理器に関する従業員教育の徹底も併せてお願いします。

火災が発生したIH調理器の画像（東京消防庁国分寺消防署）
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kokubunji/gyouji/events/20150906ihkasai.html