高千穂大学と産学提携
平成18年 7月27日
高千穂大学
社団法人 日本セルフ・サービス協会
日本セルフ・サービス協会と高千穂大学が産学提携
~ 寄附講座の開講やインターンシップの派遣を実施 ~
スーパーマーケットを始めとする小売業界における研究・指導機関である社団法人日本セルフ・サービス協会(東京都千代田区/会長:増井徳太郎 以下JSSA)と高千穂大学(東京都杉並区/学長:藤井耐)は本日、学生の小売業界に対する理解と産学の協力による共同研究を促進する目的で相互協力提携書を締結しました。今後、両者は提携書に基づき、小売業界のマネジメント分野での専門性をさらに向上させてまいります。
JSSAは昨年静岡県立大学で同様の寄附講座を実施しましたが、更なる展開として東京都内の大学との相互協力を模索していました。
高千穂大学は、日本初の私学の高等商業学校として100年におよぶ、商学、経営学の教育を行っており、卒業生の就職先で最も多いのが流通業・サービス業(約6割)であり、加えて起業・事業経営コースや、税理士養成プログラムなどを導入し、卒業と同時に実社会で即戦力として活躍できる人材育成を推進しています。
今回、相互に協力することで、小売マネジメントの育成と小売業界の発展に資すると考え、このたびの合意に至りました。
◆ 提携の概要
①JSSA提供による寄附講座※を本年10月から高千穂大学に開講します。
②平成19年度を目標にインターンシップとしてJSSA事務局に派遣します。
③JSSAが主催する資格試験制度に関する講座を高千穂大学に開講します。
このほか、消費動向調査など共同での調査やセミナーなども検討し実施していく予定です。
※杉並区から50名の一般聴講生を募集します。
◆ 期間
2006年7月27日から1年間(両者の協議により延長できるものとします。)
○寄附講座テーマと講師(2006年10月~2007年1月)
テーマ 講師 役職(2006/7/27現在)
高質スーパーの心構えと今後のあり方 増井 徳太郎 (社)日本セルフ・サービス協会会長
(株)紀ノ国屋代表取締役社長
消費者の視点からの食のビジネスモデルを求めて 白田 典子 良品工房代表取締役
「ギョーザ」について日本一考えている会社のマーケティング 浅井 政彦 味の素冷凍食品(株)
マーケティング本部開発戦略部長
デパ地下とスーパーの食マーケティングの違い 井口 征昭 (株)池袋ショッピングパーク取締役
コカ・コーラのマーケティング及びチャンネル戦略 藤野 公子 日本コカ・コーラ(株)シニアマネージャー
【特別講演】 (一般聴講者も募集予定) 伊藤 雅俊 (株)セブン&アイ・HLDGS.名誉会長
450年の老舗メーカーのノウハウ 小西 新太郎 小西酒造(株)代表取締役社長
消費者理解をふまえた店頭でのブランド戦略 市橋 和彦 (株)ブリッジマン代表取締役
食品問屋の役割と今後の使命 水足 眞一 三井食品(株)代表取締役社長
食品関連ビジネス(中小企業)における「倒産」学と「成長」学 野田 榮一 栄(株)代表取締役
社長代行業
高千穂大学について http://www.takachiho.jp/
設立:昭和25年(明治36年高千穂小学校設立 大正3年私学として初の高等商業学校開設)
学長:藤井 耐
学部:商学部 経営学部 人間科学部(07/4設置認可申請中)
学生:学部2,374名 大学院80名
特長:商学、経営学で100年の歴史を持ち、卒業生の約6割が流通業・サービス業へ就職
昨年、起業・事業経営コースや、税理士養成プログラムなどを導入し
卒業と同時に実社会で即戦力として活躍できる人材を育成している
社団法人日本セルフ・サービス協会について https://www.super.or.jp/
略称:JSSA(Japan Self-Service Association)
設立:昭和33年(昭和38年に社団法人化)
会長:増井徳太郎(株式会社紀ノ国屋 代表取締役社長)
会員:正会員221社 賛助会員496社
(株)イトーヨーカ堂、(株)マルエツ、(株)三浦屋、(株)成城石井、(株)明治屋、JR東日本など
事業内容:セルフ・サービスに関する調査研究及び会員への教育指導
関係官庁(経済産業省所管)との情報交換
機関誌等出版物の発行
展示会「スーパーマーケット・トレードショー」主催