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創立50周年記念式典を開催 新セルフ・サービス宣言を発表

平成20年6月9日

社団法人日本セルフ・サービス協会 創立50周年記念式典を開催

第一部約750名、第二部約1250名 のべ2,000名 ご出席
「新セルフ・サービス宣言」を発表

当協会は、昭和33(1958)年3月の設立以来、本年で創立50周年を迎えることができました。
これを記念し、6月6日(金)、ハイアットリージェンシー東京にて「創立50周年記念式典」を実施いたしました。第一部(式典・パネルディスカッション)約750名、第二部(記念パーティ)約1,250名、のべ2,000名のご出席を賜り、盛会のうちにお開きとなりました。

第一部は、スーパーマーケット業界と当協会の歴史を振り返る映像の上映のあと、中島元一郎副会長の開会挨拶。続いて寺坂信昭:経済産業省商務流通審議官、平尾豊徳:農林水産省総合食料局次長による来賓ご挨拶を頂戴しました。

続いて、増井徳太郎会長より、記念事業について発表を行いました。経済産業省の実施する平成20年度「地域産品IT販路開拓支援事業(にっぽんe物産市プロジェクト)」の取り組みについて、事務局より発表。
続いて「コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム」について、事務局より発表のあと、コーネル大学名誉教授:ジーン・ジャーマン氏による挨拶を頂戴しました。

引き続き、パネルディスカッションを開催。消費者代表3名(二本木智代様、内田千栄様、繁桝登喜子様)をパネリストに迎え、日常の買い物でお感じになっていることなどについて、ざっくばらんにお話をいただきました。

第一部のラストは、中村洋子副会長による「新セルフ・サービス宣言」。力強く宣言を行いました。(宣言文は別添)

会場の転換のあと行われた第二部の記念パーティも、予定を上回るご出席を賜り、会場が手狭になってしまいご迷惑をおかけしました。

横山清名誉会長の挨拶では、奥住正道顧問、清水信次:日本スーパーマーケット協会会長にも急遽ご登壇いただき挨拶を頂戴しました。

続いて、記念事業の実現にご尽力いただきました「創立50周年記念事業推進委員会」委員の皆様にご登壇いただき、代表して副委員長の國分勘兵衛:国分株式会社代表取締役会長兼社長による乾杯のご発声をいただきました。開演中には、会員有志によるダンス披露も行いました。

中締めでは、当協会の会長・名誉会長・副会長が登壇し、代表して小苅米淳一副会長による中締めの挨拶を致しました。

今後の50周年記念事業は、9月に「50年史」の発行、10月からコーネル・リテール・マネジメント研究会を開催いたします。皆様のご協力ご支援を宜しくお願い申し上げます。

「新セルフ・サービス宣言」

当協会が創立してから50年という月日が経ちました。私たちは、セルフ・サービス方式販売の黎明期から、その普及・啓発・情報交流に努めてまいりました。現在では、セルフ・サービス方式販売は一般的な販売形態として定着しており、私たちの創立当時のその目的と役目は、既に終えております。

皆様もご周知の通り、小売業は、今、非常に厳しい環境の時代に突入しております。私たちは、今こそ原点に立ち返り、相互交流を深め、幅広く情報を集めると共に、次の時代に向けた新しい関係を創っていかなければならないと思っております。

今、売場は生活者にとって、新しい自分との“出会いの場”になりつつあります。そこで、これからのセルフ・サービスは、ただ「モノを売る」サービスから、お客様との新しい関係式を「創る」サービスへの進化が必要と考えます。

生活のライフラインとして小さな暮らしから、大きく日本を創り変えていく、セルフ・サービスは、人々の“ベスト・サービス”になることを私たちは、目指します。

セルフ・サービスは「売る」から「創る」へ。
お客様との新しい関係を創る“ベスト・サービス”として発展していきます。

1.「クラシ」を創る・・・・・
日々の生活を少しずつ楽しくしたいと願う人々の「クラシづくり全般」をサポート致します。

2.「ワタシ」を創る・・・・・
買物を通じてライフスタイルをデザインしようとする人々の「ワタシづくり」を応援致します。

3.「アス」を創る・・・・・
買物を通じて前向きに生きたい、少しでも向上したいと願う人々の「アスをつくる」をお手伝い致します。

4.「キモチ」を創る・・・・・
1日1日が“昨日と違う日”になるよう、毎日に彩りを与える「キモチづくり」を支えていきます。

5.「チカラ」を創る・・・・・
セルフ・サービスにしか提供できない価値を追求し生活の一番近くで「生きるチカラ」を支えていきます。

これら5つの新しい関係を「創る」を実現していくことで、これからのセルフ・サービスはお客様自身の生活づくりを支え、地域を支え、今後50年の日本を創っていく“ベスト・サービス”であり続けることを目指していきます。

“創 ニッポン”

私たちは、新しいニッポンを創造していきます。

<コーネル大学 リテール・マネジメント・プログラム 概要>

米国ニューヨーク州イサカに位置する大学で、アイビーリーグの一つ。同大学の「食品産業マネジメントプログラム」は米国内で最も歴史が古く、最も高い評価を得ています。

今回、同大学で食品産業のリーダーを育成してきたプログラムを日本向けに導入することにより、国内にいながら同大学のプログラムに基づき世界標準の理論を学び、経営者として不可欠な要素を1年間で身に付けることが可能です。(募集要項は現在調整中)

日本の食品産業、食品流通業の現代化を推進する「スーパーマーケット大学」を目指し、真の「商人」を育成し、商業の現代化とスーパーマーケットの産業化を通じ、社会貢献するとともに、「働き甲斐のある会社」「働きたい会社」づくりを支援し、顧客満足と従業員満足の両立を志向します。

<組織>
名誉学長:ジャーマン名誉教授(コーネル大学)
学長:マックラフリン教授(コーネル大学)
副学長:結城義晴(協会エクゼクティブアドバイザー)
主任講師:荒井伸也氏、コーネル大学教授・講師 ほか

<募集要項(予定)>
開校:2008年10月3日(金)予定    定員:約30名
講座構成:毎月1泊2日/7時限(1時限=90分)、合計70時限/105時間
入試方法:書類選考および面接を予定
※現在調整中につき、決定次第正式にご案内いたします。

<地域産品IT販路開拓支援事業 (にっぽんe物産市プロジェクト) 概要>

経済産業省による「中小規模以下の地域生産者等に対する農商工連携の観点からの支援として、安価で利用可能なシステムを構築・提供し、それらのシステムを通しての全国の消費者や顧客への販売機会を地域生産者等に対して提供すると共に、地域生産者等を支援し、システムを活用して具体的に販路を開拓できる地域人材の育成を行う事業」です。

当協会では「システム構築とポータルサイト運営」「プロジェクトマネジメント」「地域エージェントの人材育成プログラムの企画・実施」「販路開拓のための地域エージェントのサポート」「消費者による評価組織の形成と運営」等の事業を総合的に行います。

詳細は経済産業省webサイト内公募情報でご覧いただけます。
http://www.meti.go.jp/information/data/c80512aj.html

<創立50周年記念式典 概要>

日  時:平成20年6月6日(金)午後1時~5時30分
会  場:ハイアットリージェンシー東京 地下1階 センチュリールーム
東京都新宿区西新宿2-7-2 03-3348-1234
第一部:創立50周年記念式典(13:00~15:00)    参加者数:約750名
第二部:創立50周年記念パーティ(16:00~17:30)  参加者数:約1,250名
招待対象:当協会会員企業、業界団体、官公庁、講師等